ジェットスター・ジャパンは12月21日、国内12都市目となる宮崎と成田を1日1往復で結ぶ新規路線を開設した。成田=宮崎線の定期運航便は初となり、宮崎行きの初便GK633便は、165人(+幼児6人)を乗せ、成田を11時42分に出発し、宮崎に13時41分に到着した。また、宮崎発の初便GK634便には、168人(+幼児2人)が搭乗し、14時27分に出発した。
同路線の片道運賃は、税込5,990円から(エコノミーStarterクラス)となる。このたびの就航で、ジェットスター・ジャパンの国内線はLCCとして最多の17路線となり、成田を発着する国内線としては10路線目となる。
年間を通じて温暖な気候で南国情緒豊かな宮崎は、ご当地グルメやフルーツに加え、マリンスポーツや野球・Jリーグなどのキャンプ地としても人気があるほか、観光客を魅了し続ける神社仏閣・パワースポットや自然が作り出した秘境も各地に点在している。この就航により宮崎旅行のみならず、ジェットスター・ジャパンがすでに就航している九州4都市を利用した周遊旅行の選択肢もさらに広がる。
また、ジェットスター・ジャパンは、現在成田・関西・中部を発着する国内幹線10路線で貨物事業を行っており、宮崎県産のキュウリ、ピーマン、サツマイモなどの青果物や宮崎県ブランドの魚介類に加え、切花や宅配便の輸送需要の増加を受け、このたび地方路線で初となる成田=宮崎線における貨物の取り扱いを開始した。LCCとして国内最多路線・最多便数による運航を最大限生かし、今後貨物路線網もさらに拡充していくという。