ビースタイルは12月19日、「2017年11月の平均時給」を発表した。調査は、同社運営の求人サイト「しゅふJOBパート」に掲載された求人情報の時給データから算出し集計している。
主婦にとっては最も忙しい12月。日々の家事や育児に加えて、大掃除や年賀状、子どものためにクリスマスの準備もしなければならない。忙しくて仕事を休みたいが、何かとお金がかかるこの時期、少しでも稼いでおきたい気持ちもあるだろう。さて、そんな主婦のパート代は、今いくらぐらい支払われているのだろうか。
パート・アルバイトの時給、東で増加、西は減少
11月のパート・アルバイトの国・全職種平均時給は、前月から4円減の1,027円。前年同月と比べると19円減少しているが、これは、全職種平均と比較して時給相場が低いフード・飲食の求人が大きく増加したことが主な要因とみられる。
職種別にみると、「調査・ポスティング・イベント」が最も高く1,194円、次いで「クリエイティブ・エンジニア」の1,174円。最低額は「フード・飲食」で925円だった。
エリア別では、「北関東」で前月から24円アップするなど、東日本全域(北海道・東北、北関東、首都圏、甲信越・北陸)で増加。一方西日本(東海、関西、中国・四国、九州・沖縄)は、「中国・四国」で51円ダウンするなど、全域で減少した。最高額は「首都圏」の1,086円、次いで「東海」(976円)、「関西」(969円)と続き、最低額は「九州・沖縄」の853円だった。
派遣の時給、前月比-6円で横ばい
派遣の全国・全職種平均時給については、前月比6円減の1,306円と、横ばい。最も高かった職種は「クリエイティブ・エンジニア」で1,861円。次いで「医療・看護・介護」(1,408円)、「営業」(1,369円)と続き、最も低かったのは「調査・ポスティング・イベント」で900円だった。
エリア別では、「北関東」(前月比+10円)と「東海」(同+2円)で増加。最高額は「首都圏」の1,331円、最低額は「中国・四国」の978円。