日産自動車は20日、プレミアムセダン「スカイライン」をマイナーチェンジして発売した。さらに高揚感あふれるエクステリアデザインとし、インテリアはステアリングやシフトノブなどのデザインを変更。よりスポーティで上質な室内空間を実現している。
エクステリアはフロントグリルを大型化して存在感を高めており、「Type SP」は立体的な形状のバンパーを採用して、よりアグレッシブなスポーティさを表現。「Type P」や「350GT HYBRID」は水平を基調とする洗練されたバンパーデザインとした。リヤには先進技術を用いたクリアな「LEDリヤコンビネーションランプ」が使用され、より鮮明で洗練されたデザインとなっている。
ボディカラーは「スカイライン」のプレミアムな魅力を引き出す「インペリアルアンバー」を含む全9色を設定。「Type SP」では立体的でスポーティな新デザインの「切削光輝19インチアルミホイール」を採用し、「Type P」では新たに「18インチアルミホイール(クロームカラーコート)」を標準設定した。
インテリアはステアリンググリップを太くして握り心地を向上させ、ホーンパッドを小型化、マットクロームによる剛性感のあるスポークでスポーティさを表現。シフトノブは握りやすさにこだわりながら本革・マットクローム・ピアノブラックの素材を組み合わせた。
インストルメントパネルにはステッチを追加し、精巧なパターンのステアリングステッチとともに、よりプレミアムでクラフトマンシップを感じさせる空間を演出。アナログメーターのリング照明をグレーに変更し、センタークラスターのツインディスプレーとの色調を統一して精緻感を向上させた。これらのデザイン変更により、これまで以上にスポーティなドライビングプレジャーを体感できるインテリアに。夜間の利便性と上質感を演出する「アンビエントライトシステム」をメーカーオプションで新設定している。
「スカイライン」の価格は2.0Lターボガソリンエンジン搭載車が416万4,480~471万3,120円、ハイブリッド車が495万5,040~584万640円(ともに税込)。