フリーアナウンサーの古舘伊知郎がMCを務めるテレビ朝日系バラエティ特番『古舘伊知郎ショー』(23日21:00~22:54)に、同局系ドラマ『やすらぎの郷』(4~9月)に出演した石坂浩二、八千草薫、浅丘ルリ子、加賀まりこ、ミッキー・カーチス、山本圭が登場する。
今回は、ドラマの劇中に登場したバー「カサブランカ」のカウンターを再現してトークを展開。ドラマの舞台裏の話にとどまらず、テレビとともに歩んできたそれぞれの歴史を、当時の写真や映像を交えて貴重なトークとともに振り返る。
話題は、石坂×浅丘×加賀だけでなく、浅丘×美空ひばり×小林旭の恋愛模様のほか、八千草×倉本聰、加賀×川端康成、石坂×モハメド・アリなど、意外な相手との知られざるエピソードが次々登場。渥美清、寺山修司、勝新太郎、エルビス・プレスリーといった大スターたちとの仰天交友録も明らかになる。
収録を終えた古舘は「みなさん大御所で、ちょっとでも所在無げに見えたら『質問をしなければ失礼だ!』という気持ちになって、話題を切り替えたり、振り分けたり。『報道ステーション』の党首討論で鍛えられた経験が生きましたが、僕的には全然やすらげませんでした(笑)」と苦笑い。
一番驚いたのは、浅丘の"てらいのなさ"だそうで、「結婚、離婚、恋愛といった実の部分をあっけらかんと、子供のように爽やかにお話くださって感動しました。その隣で石坂浩二さんがモジモジされているのが、申し訳ないんですけど面白かったですね(笑)」と感想を語った。
トークの合間には、日本有線大賞新人賞を受賞した"泣き歌の女王"こと半崎美子が「サクラ~卒業できなかった君へ」を、三浦祐太朗が、母・山口百恵の名曲「さよならの向う側」を披露。古舘は、半崎について「かぶりつきで聴かせてもらって、泣きそうになりました」、三浦について「表情から声質、歌い方も百恵さんに似ているし、歌の素晴らしさは言うまでもないんですが、彼の決意、覚悟も皆さんに感じていただきたいです」と見どころを話している。