ダイハツ工業は18日、軽乗用車「タント」および軽福祉車両「タント スローパー(車いす移動車)」「タント ウェルカムシート(昇降シート車)」を一部改良して発売した。今回の一部改良では、「パノラマモニター」を採用して安全性能を向上させている。

  • 「タント X "リミテッドSA III"」

  • 「タント カスタムX "トップエディションリミテッドSA III"」

「タント」はモアスペース系の軽乗用車として、子育てファミリーを中心に幅広い層から好評となっているダイハツ基幹車種のひとつ。現在販売しているモデルは2013年10月に発売した3代目であり、2016年11月に実施した一部改良では、衝突回避支援システム「スマートアシスト III」をダイハツとして初めて採用した。

今回の一部改良では「タント」「タント スローパー」「タント ウェルカムシート」に共通して、4カ所のカメラで車両の前後左右を映し、クルマを真上から見ているような映像をナビ画面に映し出す「パノラマモニター」を採用。安全性能を向上させた。

また、「タント」には新たに特別仕様車として「タント X "リミテッドSA III"」「タント カスタムX "トップエディションリミテッドSA III"」を追加。両側パワースライドドアやパノラマモニターやLEDヘッドランプを装備しながら購入しやすい価格設定に。

価格は「タント」が122万400~187万3,000円(税込)、「タント スローパー」が143万~181万円(非課税)、「タント ウェルカムシート」が152万5,000~186万円(非課税)。