レノボ・ジャパンは12月19日、MicrosoftのWindows Mixed Realityに対応したヘッドセットとコントローラーのセット「Lenovo Explorer with Motion Controllers」を発表した。発売は12月20日で、レノボ・ショッピングでの価格は49,500円(税別)。
Lenovo Explorerは、同梱のケーブルでヘッドセット本体を、Windows Mixed Realityに対応するWindows PCのUSBポートとHDMIポートに接続することでセットアップが完了。本体前面のインサイドカメラとアウトカメラで床や壁などの外部環境をスキャンするルームスケール機能と、体の傾きや動きを検知する6DoFによって、外部センサーなしで前後左右や上下への振り向き、サイドステップ、ジャンプの動きをバーチャル映像と同期できる。本体デザインは人間工学に基づき、装着時の違和感を最小限に抑え、コンテンツに没頭できるとしている。
ディスプレイサイズは2.89インチ×2、画面解像度は2,880×1,440ドットで、視野角は110度、リフレッシュレートは90Hz。センサーは2基のモーショントラッキングカメラとジャイロスコープ、加速度センサー、電子コンパス、近接センサー。インタフェースはHDMI×1 / USB 3.0×1(Y型ケーブル)、ヘッドフォンジャック。本体サイズはW185.1×D102.1×H94.8mm、重量は380g。モーション・コントローラ×2と、単三形乾電池×2が付属する。
なお、Windows Mixed Realityが動作するWindows PCの最小要件は以下の通り。
- OS : Windows 10 (RS3) Fall Creators Update
- CPU : 第7世代以降のIntel Core i5プロセッサ(2コアでHT対応)
- メモリ : 8GB DDR3 Dual Channel
- 空きストレージ容量 : 10GB
- グラフィックス : Intel HD Graphics 620、もしくはそれ以上の性能を持ったDirectX 12対応内蔵GPU
- グラフィックスドライバ : Windows Display Driver Model (WDDM) 2.2
- ディスプレイ:800×600ドット(VGA)以上
- インタフェース : HDMI 1.4/ DisplayPort 1.2×1、USB 3.0×1