冬至は、陰の気が極まり、陽の気が動き出す季節。新しく物事をスタートさせる、再度仕切り直してリスタートさせるのに、一番いい日です。いい運気を取り込む冬至の過ごし方を紹介します。
冬至とは? 今年の冬至はいつ??
冬至とは、昼の時間が最も短く、夜の時間が最も長い日のこと。1年を24等分にしてそれぞれの季節を表す二十四節気(にじゅうしせっき)の中のひとつとなります。2017年の冬至は、12月22日です。
冬至は、「一陽来復(いちようらいふく)」とも呼ばれます。冬至を過ぎると陰に向かう気から陽へ向かう気へとエネルギーが変化します。厳しい冬が過ぎ去り、温かな春の訪れや、悪いことが続いた後、ようやくいいことが訪れることを意味します。「陰極まれば陽に転ず」です。
挑戦&再挑戦にツキあり!
「陰」から「陽」への気の変化は、「静」から「動」への変化です。この先もまだまだ寒い季節が続きますが、冬至を境に、大地のエネルギーはゆっくりでも確実に、温かなエネルギーを運び始めます。
陽の気が動き出す最初の日となる冬至は強いパワーを秘めているので、何か新しいアクションを起こすといい日となります。以前からやりたかったことをやる、欲しかったものを買うなど、実行したいプランがある人にぴったりな日です。また、以前トライしてうまくいかなかったことを再度始めてみるのもいいでしょう。
物事を実現化する力が強まるため、願いを叶えるチャンスです。ちょっとしたことでもいいので、心にも変化を付けてみましょう。有を生み出す陽のパワーが後押ししてくれます。
冬の七草で運を味方に
冬至と言えば、カボチャを食べて柚子湯に入ると健康にいいとされますね。風水では土のエネルギーを表す黄色いものは、いい変化を促し、運気を安定させ、財運を運びます。
冬の七草は、南瓜(ナンキン=カボチャ)・人参(ニンジン)・蓮根(レンコン)・銀杏(ギンナン) ・金柑(キンカン)・寒天(カンテン)・饂飩(ウンドン=うどん)。全て「ン」が、2つが付くものとなっています。「ン」は五十音順で最後となる文字。ここからまた新しいサイクルの始まりです。おいしく食べて身体の中に取り込み、さらに運を付けましょう。
今年もあとわすか! 陽の気を受けて、新しい年に向けパワーチャージをしましょう。
※画像はイメージ
著者プロフィール: 月香(つきか)
ハート占い1to1、ハートスクール1to1主宰。
幼い頃よりさまざま体験を通じて、目には見えない何か不思議な力が存在していることに気づく。スピリチュアルカウンセラーとして、風水や四柱推命、霊視をしながら、たくさんの方々を鑑定。人は誰でも最良の選択をすることで、幸せを引きよせることができると実感する。
スクールでは、占い師、セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラーを養成。モータースポーツにも従事。レーシングチーム、Team Sky Lightに所属。