歌舞伎俳優の尾上松也が、きょう16日に放送されるカンテレのバラエティ番組『おかべろ』(毎週土曜14:27~)に出演する。
テレビ局近くの飲食店へ収録の合間に訪れる有名人に、ナインティナインの岡村隆史と、店主のロンドンブーツ1号2号・田村亮が質問をぶつけていくという設定の同番組。現在は歌舞伎以外にもミュージカルやテレビドラマなど多方面で活躍しており、自らの意思で歌舞伎以外の分野にも飛び込んだが、「オーディションに受かったことがない」と、意外な過去を明らかにする。
そんな松也に、亮が歌舞伎以外の分野に興味を持ったきっかけについて質問。すると、代々続く歌舞伎一家の一員ではない自らの生い立ちを考えたと話し、「歌舞伎の世界で主役をはるためには、歌舞伎以外の分野でも認めてもらい、歌舞伎の中で地位を確立したかった」と、その思いを語る。
高校時代は「自分のやっていることが報われるのかどうか」と、自らの将来を案じていた時期もあったそう。同じ高校で仲の良かった1つ年上の中村七之助や嵐・松本潤らが華々しく活躍する姿を見て、「仲が良くて同世代だからこそ、ジェラシーを感じていた」と、当時の気持ちを吐露。同級生で当時同じ境遇にあった生田斗真とともに、「お互いにモヤモヤしたものを抱えていた」と明かす。
そんな不遇の時代を乗り越え、現在の地位を確立した今、七之助、松本、生田らとは今でも仲が良いそうで、食事に行くことが多いと話す。