ANAは福岡空港にて12月19日より、空港に到着してから搭乗するまでの流れをよりシンプルで分かりやすく、スムーズにする新搭乗スタイル「ANA FAST TRAVEL」を順次導入していく。まずは「インライン・スクリーニング・システム」から始め、2019年春までに完了を目指している。
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福岡空港 ANA出発カウンター(イメージ)
ANA FAST TRAVELは、ANAが新たに提供する搭乗スタイルであり、空港での手続きの分かりやすさ、待ち時間の極小化を目的としたスムーズな手続きのスタイル。2015年より展開している羽田空港、2017年11月導入の新千歳空港に次ぎ、福岡空港が3番目の導入となる。
「インライン・スクリーニング・システム」は、係員カウンターにて手荷物を預けた後、飛行機に搭載するまでに自動的に手荷物の安全性検査が実施されるというもので、12月19日より導入する。これまで手荷物を預ける前に実施していたX線検査機による安全性検査が自動的に実施されるため、待ち時間の短縮につながる。
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福岡空港 ANA出発カウンター(イメージ)
2018年春導入予定の「Special Assistance」カウンターは、身体が不自由な人や子連れ等、搭乗に際しサポートが必要な人がりようできるカウンター。カウンター内部の床材等を車いすやベビーカーで利用する際の快適性を考慮した素材にし、車いすのまま手続きが可能な高さの低い手続きカウンターを導入するなど、ユニバーサルデザインに配慮したサービスを提供する。
2018年夏には、出発カウンターのレイアウト変更とデザインリニューアルとともに、自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」サービスの導入を予定している。よりスムーズに出発前の手荷物を預けられる「ANA Baggage Drop」を福岡空港に6台導入する。乗客自身が手荷物を自動手荷物預け機の中に入れ、表示される操作案内に従い、荷物預けを完了させることができる手荷物自動受託サービスとなる。
また、出発カウンターのレイアウトを変更し、自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」や自動チェックイン機を集約して配置することにより、特定のカウンターの混雑を防ぎ、待ち時間の削減を実現する。加えて、搭乗手続きや手荷物のお預かり等の表示が、出発する全ての人に一目で分かるよう、大きな文字やピクトグラムを活用したデザインに変更する。
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案内表示に使用するピクトグラム(例)
2019年春には、プレミアムチェックインカウンターをリニューアルし、室内型カウンター「ANA PREMIUM CHECK-IN」に生まれ変わる。室内に新設される専用保安検査場は、同時期にオープンを予定している隈研吾氏監修の「ANA SUITE LOUNGE」「ANA LOUNGE」や搭乗口にも直結しており、スムーズに進める動線を実現する。これらの導入・展開により、福岡空港における手続きの極小化、待ち時間の抑制、より分かりやすい動線の提供を実現する。
