本田技研工業(ホンダ)は14日、専用のカスタマイズパーツを量産過程で装着して販売するコンプリートカーブランド「Modulo X(モデューロ エックス)」の第4弾として、コンパクトミニバン「フリード」をベースに走行性能とデザインに磨きをかけたコンプリートモデル「フリード Modulo X」を設定し、15日に発売すると発表した。

  • 「フリードHYBRID Modulo X Honda SENSING」

「フリード Modulo X」は、広い室内空間、優れた燃費性能、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」の搭載などで好評のコンパクトミニバン「フリード」に、専用開発のサスペンションや空力特性を活かしたパーツなど、Moduloブランドが培ってきた「上質でしなやかな走り」を実現するチューニングを施したコンプリートモデルとなる。

「Modulo X」ならではの空力デザインにもとづき、専用エアロバンパーやフロントグリルによる押し出し感の強いフロントデザインを採用。インテリアはドライバーが見て触れて感じる上質さを追求し、ピアノブラック調のインテリアパネルやシート表皮にモカブラウンを採用することで、ブラックとブラウンを基調とした上質な室内空間を提案する。

フロントエアロバンパー下部に設定したエアロガイドフィンと、ディフューザー形状を工夫したリアロアスカートを採用することで四輪の接地バランスを最適化し、高速道路や横風の強い場所での直進安定性に寄与。さサスペンションセッティングおよびアルミホイールの剛性最適化により、カーブやワインディングでの爽快なコーナリング性能を楽しめる。

装備の面では、見やすい大画面の9インチプレミアムインターナビに加え、ドライブレコーダー(ナビ連動タイプ)、USBジャックといった人気装備を標準装着した仕様と、ナビゲーションを自由に選択可能な仕様を用意した。

「フリード Modulo X」の価格は、ガソリン車が283万680~285万2,280円、ハイブリッド車が313万920~315万2,520円(ともに税込)。