東京メトロは14・15日の2日間限定で「すすメトロ! 銀座線特別仕様車広告ジャック車両」を運行する。12月13日終電後に行われた報道公開で、特別な中吊り広告を掲げ、ドア横に大型デジタルサイネージを設置した1000系特別仕様車が展示された。
「すすメトロ! 銀座線特別仕様車広告ジャック車両」では、ドラえもん・ドラミちゃんを起用した「すすメトロ!」キャンペーンの「暖簾(のれん)」広告で車内を装飾。銀座線下町エリア7駅のリニューアルがほぼ完了したことを受け、下町エリア7駅を暖簾で表現した広告に加え、各駅のデザインコンセプト(浅草駅「祭りの街」、田原町駅「道具の街」、稲荷町駅「佇む街並み」、上野駅「美術館のある街」、上野広小路駅「上品な横丁」、末広町駅「電気の街」、神田駅「昭和のオフィス街」)を表現した広告も掲示された。
1000系特別仕様車は2編成あり、通常仕様車より旧1000形(銀座線開業時に活躍した車両)のイメージに近づけたデザインが特徴。デビューから1年弱だが、新たな設備としてドア横に大型デジタルサイネージ(三菱電機「トレインビジョン」新型表示器)が設置されることになり、報道公開でもそのことが紹介された。12月14・15日の2日間限定で運行される「すすメトロ! 銀座線特別仕様車広告ジャック車両」では、「もっと、出かけたくなる下町へ。」をキーワードに車内CMも放映されるという。