お笑いタレントの東野幸治と藤井隆が13日、東京・赤坂のTBSで行われたTBS系お笑い特番『朝まであらびき団SPあら1グランプリ2017』(12月29日23:50~27:50)の収録後に囲み取材に応じ、敗者復活で起きたという不正を告発した。
あら削りな一芸を持ったパフォーマーを紹介する同番組。今回は、2018年にブレイクする芸人を発掘するべく、3年ぶりに「あら‐1グランプリ」を開催。初代王者は、村上ショージを父にもつバターぬりえ、2代目王者は、"キング・オブ・あらびき"と称されたハリウッドザコシショウ。栄えある3代目王者に輝くのは誰なのか!?
決勝ラウンドには、予選を勝ち抜いたファイナリスト45組が出場。『キングオブコント2017』で優勝したかまいたち、準優勝のにゃんこスター、『M-1グランプリ2017』で優勝したとろサーモン、上沼恵美子に酷評され注目度が急上昇したマヂカルラブリー、さらに、友近、庄司智春、ハリウッドザコシショウらが競い合った。
収録後、東野は「どこまでオンエアするのか、もしかしたらTBSはひた隠しにごまかすかもしれませんが」と前置きした上で、「一つだけ言わせてください。敗者復活に不正がありました」と告発。「M-1とかには絶対ない不正が『あらびき団』にはあったということだけはみなさん絶対に記事にしてください。『あらびき団』は汚れています」と訴え、藤井も「みんながいいことをしようと思っていたのが一番最悪な形になってしまった」と険しい表情で話したが、冗談を含んでいると思われるやりとりに報道陣から笑いが起こった。
そして東野は「一時は収録が終わってしまう、やめようっていう話まで。あんだけ同じ釜の飯を食べたスタッフと衝突しました。そこからは地獄でした」と続け、「みなさんのペンの力で見せるように仕向けてください。スタッフは編集で切ろうとしていますから」と報道陣に依頼。今回、本田翼がゲスト出演したが、「本田翼さんも不正に加担せざるを得なかった事情も怒り沸騰しました」と本田が関わっていることも明かし、「申し訳ないです」と謝った。