南海電気鉄道と泉北高速鉄道は12月31日深夜から1月1日早朝にかけて、南海線・高野線・泉北線で大みそか終夜運転を行う。南海線では正月三が日(1月1～3日)の日中時間帯、住吉大社駅への臨時停車も実施される。
南海電鉄は南海線・高野線ともに大みそか終夜運転を行う
年末年始は12月30日から1月5日まで、全線で土休日ダイヤを実施。南海線の大みそか終夜運転では、終列車後に難波～住ノ江間で普通16本(下り・上り8本ずつ)、難波～羽倉崎間で普通16本(下り・上り8本ずつ)が設定され、上下線ともに難波～住ノ江間約15分間隔、住ノ江～羽倉崎間約30分間隔の運転となる。南海線では正月三が日の10時から17時20分まで、空港急行・区間急行(下り・上り30本ずつ)が住吉大社駅に臨時停車する。
高野線の大みそか終夜運転では、終列車後に難波～河内長野間で各停8本(下り・上り4本ずつ)、難波～北野田間で各停4本(下り・上り2本ずつ)を設定。深夜3時頃まで難波～河内長野間約40～60分間隔、3時以降は難波～北野田間約60分間隔で運転され、北野田～河内長野間は深夜3～4時台の列車の運転はないとのこと。泉北線の大みそか終夜運転は中百舌鳥～和泉中央間にて、終列車後に各停12本(下り・上り6本ずつ)を設定。上下線ともに約40～60分間隔での運転となる。
沿線の初詣やショッピングなどに便利なきっぷとして、南海電鉄・泉北高速鉄道の全線に乗り放題となる「初詣フリーチケット2018」(大人2,000枚、小児200枚限定)も発売。発売期間は12月15～29日、有効期間は12月31日から1月8日までの好きな2日間とされ、発売額は大人2,300円、小児1,150円となる。なお、高野山方面へは橋本～高野山間で代行バスを利用する必要があり、「高野山へのバスは台数に限りがあることや運行時の道路状況によって、待ち時間を含めて相当な時間を要する場合があります」とのこと。
