ボルボ・カー・ジャパンは11日、新型「XC60」が「2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。輸入車の受賞は同賞38年の歴史の中で今回が2回目。ボルボブランドの受賞は初となる。
新型「XC60」は、最新の安全技術である「ステアリング・サポート(衝突回避支援機能)」「オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)」「ステアリングアシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能)」を標準装備し、安全性が向上。2017年10月中旬の日本導入以来、受注台数は1,000台を超え、好調なセールスを記録している。
ボルボ・カー・ジャパン代表取締役社長の木村隆之氏は今回の受賞を受け、「インポートカー・オブ・ザ・イヤーを受賞できればとは思っておりましたが、このような栄えある賞をいただき、望外の喜びでございます。私は3年半前に就任して以来、ボルボブランドの再構築に取り組んで参りました。今日、このような素晴らしい賞をいただいたこの場をもって、ボルボブランドの日本における完全復活を宣言したいと思います」とコメント。
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は今回の選考に関して、「扱いやすい手頃なサイズのボディに現代のSUVに求められる快適性、機能性、運転の楽しさなどの要素を高い次元でバランスさせた。いかにも北欧デザインと感じさせる美しい内外装と、そのクオリティの高さは見事。ボルボらしい安全装備の充実ぶりも素晴らしい。プラグインハイブリッドを含む豊富なパワートレーンを用意したことも高く評価した」と説明している。