ビースタイルは12月8日、「働く女性の2017年」をテーマに調査を実施した。同調査は11月23日~30日、ビースタイル登録者と求人媒体「しゅふJOBパート」登録者の745名を対象に、インターネットリサーチで行われた。
はじめに「2017年を振り返って、2016年より『女性が働きやすくなった』実感はあるか」を聞くと、71.9%が「ない」、28.1%が「ある」と回答した。
また、「ある」と回答した人に理由を聞くと、1位は「働く女性の数が増えてきた」(57.9%)だった。次いで2位「職場や社会の理解が進んできた」(44.0%)、3位「産育休や在宅勤務などの制度が充実してきた」(32.1%)。以降、「家族の理解が進んできた」(28.7%)、「女性管理職の数が増えてきた」(17.7%)となった。
次に「2017年は『女性が働く』ことについて、どのような年だったと思うか」を聞いたところ、「転職や独立、在宅ワークなど、これまでより自由にキャリアを選べるようになった」(32.5%)が最も多く、昨年から11.3pt増加した。続いて「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年」(32.2%)、「企業が女性が働くことの価値をより認めるようになった年」(21.7%)となった。
さらに、「2018年は『女性が働く』ことについて、どのような年になると思うか」を質問すると、1位は「転職や独立、在宅ワークなど、これまでより自由にキャリアを選べるようになった」(36.0%)だった。次いで2位「企業が女性が働くことの価値をさらに認める年」(33.0%)、3位「出産後も働き続けられるような環境がより整う年」(24.8%)となった。