Sansanは12月5日、「ビジネスにまつわるSNSの利用に関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月17日~19日、SNSを利用する全国の20代~60代のビジネスパーソンを対象にインターネットで行なわれ、547サンプルを抽出した。
仕事関係者とつながりたくない派が多数
「仕事とプライベートでSNS を分けたいか」と質問したところ、81.9%の人が分けたいと回答。また、SNSで仕事関係者と「つながりたい」(つながりたい+ややつながりたい)という人は、わずか16.4%だった。
一方、「つながりたくない」と回答した人は52.8%。その理由を尋ねると、「プライベートとビジネスを分けたいから」「友達に話すような内容でも口調を考えないといけないのが面倒」といった意見が多く寄せられた。このことから、従来のSNSはプライベート用途として利用されていることと、仕事関係者をプライベートの場に安易に入れたくないという傾向が強いことが読み取れた。
続いて、仕事関係者からのSNSの申請を拒否または無視した経験について聞いた結果、調査対象者全員に一度は「ある」ことがわかった。無視したことのある仕事関係者としては、「顧客」(59.4%)が最も多く、次いで「協力会社」(45.7%)、「同期」(13.3%)と続いた。
実際に仕事関係者とSNSでつながっている人の割合は、67.8%。つながっているSNSとしては「LINE」(84.6%)が圧倒的に多く、次点は「Facebook」(40.2%)という結果に。匿名性の高い「Twitter」(19.1%)や、写真を軸にコミュニケーションを行う「Instagram」でつながっている人は、少なかった。