JR東日本高崎支社は7日、上越線のSL停車駅のリニューアルに着手すると発表した。対象となる駅は水上駅、後閑駅、沼田駅、渋川駅の4駅で、いずれもSL停車駅にふさわしい設備へと作り替える。
ホーム待合室は旧型客車をモチーフとし、内装はボックスシート調のデザインに変更。トイレは日本の伝統的な文様である「矢絣(やがすり)」を取り入れたデザインにするとともに、洋式便座にするなど機能向上も図る。駅名標も黒を基調にSLの動輪を描いた重厚感あるデザインにリニューアルし、SLとの統一感を持たせる。
駅名標とトイレのリニューアルは4駅すべてで実施し、ホーム待合室のリニューアルは沼田駅・渋川駅で実施する。いずれも今年度中の完成をめざす。