LCCのPeach Aviationは12月8日に、エアバス本社があるフランスのトゥールーズにて12月1日に受領し、Peachの20機目の機材となるA320(機種: A320-200、機体番号:JA820P)が、関西空港に到着したことを発表した。

  • 20号機は12月21日より、MM231便(関西=石垣線)にて運航を開始する予定

    20号機は12月21日より、MM231便(関西=石垣線)にて運航を開始する予定

Peachの20号機の機材は、12月5日にトゥールーズを出発し、アラブ首長国連邦のアール・マクトゥーム国際空港、タイのウタパオ国際空港を経由した後、8日14時42分にPeachの本拠点地である関西空港に到着した。

Peachの代表取締役CEOの井上慎一氏は、「いよいよ20機体制となり、更なる飛躍に向けた準備が一層整いました。Peachは、今後も安全運航を基軸としたより高いオペレーション品質の実現を目指し価格競争から価値創造へをテーマに、航空会社の枠に捉われることのない取り組みで独自の体験価値を高め、日本とアジアの空を盛り上げてまいります。どうぞご期待下さい」とコメントしている。

なお、20号機は12月21日より、MM231便(関西=石垣線)にて運航を開始する予定となっている。Peachでは、2018年度中にA320を更に3機受領することに加え、2019年度以降には、大幅に燃費が向上するなどエンジン性能に優れたエアバスA320neo(new engine option)の導入を予定している。これらの受領により、2020年度中に30機以上の体制を目指している。