PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)は12月5日、「人生の満足度に関する調査2017」の結果を発表した。調査期間は2017年10月4日~9か、有効回答は20~79歳の個人2,000人。
休暇のとりやすさは5割が満足
全回答者のうち就業者(1,206人)に、報酬に現時点でどの程度満足しているか尋ねると、「満足している(非常に+やや)」は26.1%にとどまり、「満足していない(あまり+全く)」が42.3%を占めた。さらに昨年と比較すると、「満足している」と答えた割合は2.5ポイント低下したことがわかった。
「職場での休暇の取りやすさ」について、「満足している」と答えた就業者は52.9%。前年より3.5ポイント上昇し、同社は「職場における働き方改革の推進を反映した」とみている。
全回答者に毎月の収入額について質問すると、「満足している」は20.8%、「満足していない」は51.6%。毎月の貯蓄額についても、「満足している」は15.8%、「満足していない」は56.0%となり、半数以上が毎月の収入・貯蓄額に不満を抱いている結果となった。
毎月自由に使えるお金については、「満足している」は26.6%、「満足していない」は43.5%と、不満を抱いている人の方が多かった。
老後への備え(公的年金、個人年金保険など)については、「満足している」は11.5%と少なく、「満足していない」は61.4%に上った。貯蓄額別にみると、金額が上がるにつれて満足している人の割合は上昇する傾向がみられたが、「2,000万円以上」の層でも「満足している」割合が31.7%を占めた。