タレントの坂上忍が、10日放送のテレビ東京系日曜ビッグバラエティ『ニッポン激ヤバ地帯を大掃除!坂上忍のピカピカ団』(19:54~21:54)のロケ収録後、取材に応じた。
同番組では23年分の油汚れが蓄積した人気中華店、不届者に落書きされた新宿ゴールデン街、伊香保の老舗旅館の温泉の汚れなど、全国の気になる汚れスポットを一斉に大掃除していく。"ピカピカ団"を率いる坂上は、吉村崇(平成ノブシコブシ)、小島瑠璃子とともに各お掃除先をめぐり、新宿ゴールデン街では自ら掃除に参加した。
昨今、外国人観光客にも人気となっている新宿ゴールデン街は、およそ50m四方の土地に約200もの店が密集し、文化人が多く集まることで知られている。しかし、最近いたるところに落書きが行われ、その様子が防犯カメラに映っていたことがニュースになるなど、被害が憂慮されていた。
今回ゴールデン街に赴いた坂上は、高圧洗浄の機械を自ら手に取り、壁の落書きに噴射! スモークのように蒸気が蔓延する異様な風景に、道行く人々も「絶対事件だよ」と噂して歩くほど。まるで消防士のような姿で壁の落書きに挑んでいく。
「ロケは好きだけど、体はそんなに張らない」という坂上だが、「掃除で体を張る分には全然いい」というほどのきれい好きで、「ちょっとでも手助けになることをさせていただいていると思えるのが1番ありがたかった」と語る。同番組を「このメンバーでやってる割には世直しっぽい匂いがする」と表し、笑顔を見せた。
汚す人については「到底信じられない」が、中華料理店への訪問を通し「店をきれいにすると、ご本人もひげをそったりと身なりがきちんとなっていて、全然人が変わってる」と驚いたという。とはいえ、掃除した後のきれいさを継続できるかあやしい人もいるとにらみ、「次の機会があったときは、抜き打ちチェックですかね」と目を光らせた。
また、キレイ好きの坂上は「汚す方というのは、台があるとものを置く。そこから始まる」とバッサリ。「置かない、元に戻す、そういう基本作業が大事」と掃除論を語った。最近は「楽屋で反省会してて、スタッフさんが人の楽屋で差し入れをぼろぼろとこぼして、気になって仕方ない」とぼやく。「掃除するのこっちですから。僕がしなかったら他の人の手を煩わせちゃうので」と、自ら楽屋の掃除を行っていることを明かした。