お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんが、きょう8日に放送されるTBS系バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(毎週金曜20:57~)に出演。"エースで4番"だった高校球児時代の映像が初公開される。
今年のテレビ出演数400本以上、その独特のキャラクターで今年ブレイクしたみやぞん。番組では、2017年の"顔"となったみやぞんのにわかには信じがたいマンガのような伝説人生を徹底取材し、検証しながら紐解いていく。
みやぞんは1985年東京生まれ、5人目の末っ子として誕生。上の4人は全員姉だ。小学5年生の時、忍び込んだ運送会社の倉庫に置いてあったサンドバックで遊んでいると、たまたま見ていた元チャンピオンの社長に強烈なパンチ力とセンスを見込まれキックボクシングの道へ。そのまま5年間キックボクシングに励んだ。当時、ゲームセンターのパンチングマシーンで 216kgfを記録し、中学生の時は一度もケンカしたことなどないのに地元周辺で“裏番長”と呼ばれていたという。
一方、中学から始めたテニスでは足立区で準優勝の成績を収め、テニスの強豪校である日大系付属高校から推薦の誘いが来るほど。ところがある日、テニス部の練習中に偶然野球部から転がってきたボールを80メートル投げ返したところ、たまたま野球部員の勧誘に来ていた都内の高校野球コーチの目に留まりそのまま勧誘され、都立荒川商業高校野球部へ。ここでもみやぞんは驚異的な運動能力で、1年生からエースで4番に抜てきされた。130キロを超える球威と変化球がウリで、当時は野球専門誌に注目の選手として紹介された。
番組では、甲子園予選で投げるみやぞんの貴重映像を初公開。野球好きで知られる中居も当時のみやぞんの投球フォームと球威を絶賛する。投手としてだけでなく4番としてヒットも打ち、さらに円陣を組み仲間たちを鼓舞するみやぞんの姿は、普段テレビで目にする姿とはうってかわって爽やかで、まさにチームの大黒柱そのものだった。
そんなみやぞんだが、家庭は幼少期から経済的に苦しかったという。野球部時代は何かと出費がかさむ・・・。にもかかわらず、全力でサポートしてくれたのが母・春奈さんだった。みやぞんは春奈さんに今でも感謝していて大好きだと言う。
『金スマ』の取材に応じた春奈さんは、「母子家庭で生活するのもやっとでしたが、周囲の方たちから期待されているのも知っていましたし、大耕(だいこう ※みやぞんの本名)のためにも何とか野球を続けさせたいという思いで指輪を質に入れました」と当時を振り返り、「わが子がやりたいことを全力で応援するのは親の務め」「体の弱かった大耕がどんどん成長していく姿を見て自分の子どもながら、すごい才能を持った子だなあと思いました」と母としての想いを『金スマ』で初めて語る。
さらに番組では、関係者や恩師も取材、みやぞんという人物に深く迫る。
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