QTnetは12月7日、MVNOサービス「QTモバイル」において、ソフトバンク回線を利用した「QTモバイル Sタイプ」をスタートすると発表した。サービス開始は2018年2月1日から。
QTモバイルでは2017年12月7日現在、au回線の「QTモバイル Aタイプ」と、ドコモ回線の「QTモバイル Dタイプ」を提供している。今回のSタイプ追加によって、3キャリアすべての回線に対応。QTnetによると、3キャリア対応のMVNOサービスは日本で初という。今後ユーザーは、自分の好みや使用中のキャリアに応じて、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの回線を自由に選べる。契約事務手数料は3,000円(以下すべて税別)、SIM発行手数料は390円だ。
Sタイプも他の2タイプと同様に、データコースとデータ+通話コースを用意。データ+通話コースなら、現在使っている電話番号を変えずに乗り換えられる。また、使用する端末がソフトバンクのiPhone、iPadであれば、SIMロックを解除せず、SIMを交換するだけで利用可能だ(iPhone4S以前のマイクロSIM採用端末は対象外)。受信時の最大速度は612Mbps、送信時の最大速度は37.5Mbps。
データコースの料金は、1GBが800円、3GBが900円、6GBが1,550円、10GBが2,550円、20GBが4,200円、30GBが6,200円。データ+通話コースの料金は1GBが1,700円、3GBが1,800円、6GBが2,500円、10GBが3,500円、20GBが5,100円、30GBが7,100円。