厚生労働省は12月6日、2017年9月の被保護者調査の結果を発表した。それによると、9月の生活保護受給者数(保護停止中を含む)は212万5,803人。前月から1,400人の減、前年同月比では1万9,311人の減少となった。減少は6カ月連続。
一方、被保護世帯数(保護停止中を含む)は5カ月連続で増加し、前月比35世帯増の164万2,273世帯となった。これを世帯類型別(保護停止中を含まない)にみると、高齢者世帯は86万4,792世帯(前月比+695世帯/前年同月比+2万9,390世帯)で、構成比は52.9%。このうち、48.1%を単身世帯が占め、78万6,211世帯(同+881世帯/同+2万9,020世帯)に上った。
高齢者世帯を除く世帯の数は、構成比47.1%の76万8,868世帯。前月比では576世帯の減、前年同月比では2万3,479世帯の減となった。内訳は、母子世帯が前月比81世帯減の9万2,714世帯(構成比5.7%)、傷病者・障害者世帯が前月比289世帯減の41万9,362世帯(同25.7%)、その他の世帯が前月比206世帯減の25万6,792世帯(同15.7%)となった。