「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)のレッドカーペット・イベントが6日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、来日したルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、カイロ・レン役のアダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが登壇した。
会場には、スター・ウォーズのキャラクターに扮した熱狂的なファンなど約1,000人が駆けつけ、来日したマークやアダムらがレッドカーペットに登場すると大盛り上がり。4人はゆっくりと歩きながらサインや写真撮影などに応じ、ファンを喜ばせた。
その後、4人はステージに登壇。子供の頃から同シリーズの大ファンだったというライアン監督は「この作品はスター・ウォーズファンが作ったスター・ウォーズ映画。それを早く見たいとワクワクしてくれていて、スター・ウォーズファンがここに集まっていることに感激しています」と興奮気味に話し、「映画をぜひ楽しんでください」と呼びかけた。
同シリーズの“象徴”であり本作でも物語のガキを握るルークを演じるマークは、高校時代に2年間住んでいたという日本を「自分にとって特別な場所。第二の故郷」と表現。「日本のファンのみなさんはどこの国のファンよりもいつも熱心に応援してくれて、ありがとうございます」とファンに感謝した。
前作「フォースの覚醒」でレイがルークにライトセーバーを渡したラストの直後から描き、衝撃作"と言われている同作。ルークが島に身を潜めていたのはカイロ・レンが関係しているのかと聞かれると、マークは「カイロ・レンはルークの甥っ子。子供の頃はかわいかったのですが成長にするにつれていろいろあり、自分は孤島に逃れていくのですが、この30年間何をしていたのか今は言えません。来週お楽しみに」と伝えた。
カイロ・レンを演じたアダムは「曖昧さ」をポイントに挙げ、「監督が手掛けたすばらしい脚本。監督は観客のみなさんの知性を信じているので、曖昧さを表現している」と説明。そして監督は、作品のヒントを求められ、「希望は常にある。つぶされかかっていたとしても希望は決して手放してはいけない」と語った。
最後に、マークが日本のファンに向けて、心に刻んでおきたい合言葉を贈ることに。「5、4、3、2、1」というカウントダウンに合わせて、マークが「ショウゲキノ(衝撃の)スター・ウォーズ!」と叫ぶと、会場は大きな歓声に包まれた。