ヤマハ発動機は5日、フロント二輪のオートマチックコミューター「トリシティ125」「トリシティ125 ABS」の2018年モデルを2018年1月20日に発売すると発表した。新たに水冷4ストローク・124cc"BLUE CORE"エンジンを搭載し、LEDヘッドランプ採用などの装備充実も図った。
「トリシティ125」「トリシティ125 ABS」の2018年モデルは、高燃焼効率に貢献するVVA(可変バルブ機構)搭載の124cc"BLUE CORE"エンジンを搭載。吸気排気バルブを4バルブ化するとともに、VVA機構を織り込み、優れた燃焼効率を実現している。新エンジンとのマッチングを図った新設計フレームも採用し、高速域でも十分な強度と剛性のバランスを確保するとともに、足元スペースも広くなった。リアサスペンションはツインチューブ式のショックアブソーバを新たに採用することで良好な乗り心地を実現し、リアにはグリップ性に優れた130mm幅タイヤを新たに採用した。
メインシートには、足付きを考慮した高さ765mmの新シートを採用。滑りにくい表皮と良好なホールド性を持つ形状で、ゆったりした足元スペースと相まって優れた居住感とポジションの自由度に貢献している。その他の新たな特徴として、フロントパネル内側に12V・DC電源ジャック付き小物入れを装備し、シート下トランクは大容量約23.5リットルでLED照明も装備。見やすいECOランプ装備液晶メーターの採用、2個のヘルメットホルダー採用、踵部分の自由度が高い広いフラットフットボード、新デザインのグラブバー / タンデムフットレスト、ニューカラー&グラフィックの採用も特徴となる。
価格は「トリシティ125」が39万4,200円、「トリシティ125 ABS」が43万2,000円(ともに税込)。