東京・秋葉原のパソコン工房AKIBA STARTUP(アキバスタートアップ)は、FUGU INNOVATIONS JAPANが開発したカメラスタビライザー「Rigiet(リジエット)」の展示・実演・販売を開始した。期間は2018年1月31日まで。スマートフォンを取り付けられる電子式のスタビライザーで、販売価格は39,800円(税込)。
Rigietは、パン(水平)・チルト(垂直)・ロール(回転)の3軸モーターによって、スマホやアクションカメラの位置を水平に保つ。ユーザーは、テレビ番組のようにブレのない滑らかな映像を撮影できるという。可動域は、パンが300度、チルトが300度、ロールが270度。
専用アプリをインストールしたスマホとBluetoothで接続し、Rigietのコントロールスイッチから、スマホのメインカメラとアウトカメラ、写真撮影と動画撮影の切り替えなどが行える。アプリの対応OSは、iOS 8.0以降、Android 4.4以降。
また、専用アプリから様々な撮影モードを楽しめる(iOSアプリのみ)。たとえば「オートトラッキング撮影」では、スマホを水平方向に維持したまま選択した被写体を自動で追跡。「パノラマ撮影」では、180度、330度、さらに広角なワイドアングル・パノラマを選べる。このほか、複数枚の静止画をつなぎ合わせて早送り動画をつくる「タイムラプス撮影」も可能だ。
Rigietは、市販の三脚にも装着できる。3,340mAhのバッテリーを内蔵し、連続動作時間は最大3時間。サイズはW120×H288×D35mm、重量は約480g。取り付けられるスマホは、重量が100gから230gで、サイズがW56mmから85mm、D8mm以下のもの。アクションカメラも取り付け可能で(別売アダプタが必要)、対応アクションカメラは、GoPro Hero 3 / 4 / 5、GoPro session、YI action camera。