ソニーは12月5日、オークションサイト「ヤフオク!」に、犬型エンタテインメントロボット「aibo」のチャリティモデル11機を出品した。チャリティモデルは、頭部に限定色である「Ivory White Gold Quartz Edition」を採用。シリアル番号も、No.0000001からNo.0000011が付けられる特別仕様だ。専用アプリ「My aibo」内のaiboも、チャリティ専用モデルにカスタマイズされる。

  • 「aibo チャリティ専用モデル」のイメージ

  • 「My aibo」内のaiboもチャリティモデルと同じ仕様となる

オークションの落札価格は、aibo本体、aiboベーシックプラン3年一括、aiboケアサポートの合計価格である369,360円(以下すべて税込み)からスタート。2017年12月5日20時現在、11台の落札価格は42万円台~60万円台。出品期間は12月9日の22時台まで(自動延長あり)となっており、価格はさらに上昇するだろう。

支払いはヤフーかんたん決済を利用し、支払い確定期限は2017年12月12日15時。落札者の支払い確定に遅延があった場合は、次の上位入札者に権利を移行する。なお、発送は1月11日を見込む。

オークション落札金額のうち、aibo本体、aiboベーシックプラン3年一括、aiboケアサポートの税込合計価格である369,360円(×11台分)は、ソニーからの寄付金として「公益財団法人世界自然保護基金(WWF)ジャパン」に送る。1台の落札金額から上記の369,360円を除いた金額は、落札者からの寄付金として送付。この寄付金は、生物多様性保全の活動を通して、世界の希少な自然や野生生物の保護に役立てられる。

aiboは、1999年に発売され、2006年に生産・販売が停止となった犬型ロボット「AIBO」の後継機。発売・サービス提供開始日は2018年1月11日を予定する。本体価格は198,000円(税別)。Wi-Fi接続のほか、SIMカードを挿入してのモバイル回線接続が可能だ。