マーシュはこのほど、「お金と仮想通貨に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は2017年9月29日~10月2日、調査対象は同社が運営する「D STYLE WEB」のアンケートモニター会員(20~50代)、有効回答は800人。

仮想通貨、「危険」などネガティブなイメージが3割

普段の買い物で実際に使っている支払い方法(すべて)を尋ねると、「現金」が97.4%と最も多く、次いで「カード類」が83.1%。他方、「モバイル端末」での支払いについては、機能があると答えた人は24.6%だったが、実際に使っている人は15.3%にとどまった。

  • 「仮想通貨」についての認知度

「仮想通貨」についてどの程度知っているか聞くと、「詳しく知っている」は8.0%、「なんとなく知っている」は40.0%、「言葉だけ聞いたことがある」は35.5%で、言葉のみも含めた認知度は83.5%となった。

今後、仮想通貨を保有したり使用したりすることについては、32.8%が「興味がある(やや興味がある含む)」と回答。また「既に持っている・使っている」人は1.6%だった。

仮想通貨という言葉から連想する言葉を1つだけ答えてもらったところ、「ビットコイン」が最も多く全体の約4割。また「危険」「不安定」「怪しい」「怖い」「詐欺」などのネガティブなイメージの言葉が全体の約3割を占めたのに対し、「便利」「未来的」「革命」などの比較的ポジティブな言葉は3%未満となった。