ワコムは11月30日、年収1,000万円以上の有職者を対象とした「ボーナス」に関する調査結果を発表した。調査期間は2017年11月10~17日、有効回答は165人。

ボーナスの使い道、「貯金」が最多

ボーナスを何に使っているか尋ねたところ、「貯金」が57.0%で最多。以下、「旅行」が32.7%、「ツール購入やセミナーなど自己投資」が24.3%と続いた。

  • ボーナスを何に使っているか

過去、ボーナスの使い方に後悔したことがあるか聞くと、半数近い47.9%が「ある」と回答。最も後悔した使い方としては、「ブランド品や車など高価な買い物」が多く49.4%を占めた。他方、よかったと思うボーナスの使い方としては、「自己投資」「投資」「貯金」などが上位に入ったが、中には貯めるばかりでなく一部は褒美に使うのもいいのではという意見もみられたという。

自己投資(ビジネスツール含む)が成功につながったと思うかとの問いには、60.6%が「思う」と回答した。

ビジネスで成功するうえでの能力について、効率的な情報整理やアウトプットはビジネスにおいて大切だと考えている人は82.4%で、そう考える理由としては、「理解力が高まる」が48.5%、「企画やアイデアがうまれやすくなる」が43.4%、「課題に気がつける」が40.4%となった。また記録した情報がうまく整理、アウトプットできるツールがあれば活用したいと答えた人は76.4%に上った。

同社は「商談時やブレストにおいても、うまく情報を整理しアウトプットをできることが、ビジネスにおける成功のカギを握っているといえそうだ」と分析している。