羽田空港は12月3日、国内初となる聴覚障害者向けの手話対応型公衆電話ボックス「手話フォン」を羽田空港国内線第1・2旅客ターミナル 出発ロビーに設置した。利用者はスマートフォンやタブレット、パソコンを使ってオペレーターと手話で会話し、電話を利用できる。
この手話フォンは、日本財団が聴覚障害者向けの電話リレーサービスとして提供している。電話リレーサービスは世界20カ国以上で無料提供され、多くの人が利用する公共施設では情報コミュニケーションのバリアフリーのひとつとして提供されている。日本では公共施設でのサービスはこれまでなく、この度、羽田空港国内線旅客ターミナルに初めて手話フォンが設置されることになった。
設置場所は、羽田空港国内線第1旅客ターミナル2階案内所1番横と第2旅客ターミナル2階案内所1番横の2カ所となる。