リーグ初優勝を果たした川崎フロンターレのMF中村憲剛、FW小林悠らが、3日深夜に放送されたTBS系サッカー情報番組『スーパーサッカー』(毎週日曜24:50~)に出演。MCを務める極楽とんぼの加藤浩次が、中村の男泣きに「グッときた」と話し、15年一筋のクラブ愛にも感動していた。
2日に行われたJ1最終節で大宮に5-0で勝利し、鹿島を得失点差で上回り逆転優勝を決めた川崎。これまでリーグ2位、ルヴァン杯(ナビスコ杯含む)、天皇杯の準優勝が計8回、"シルバーコレクター"と揶揄されていたが、ついに悲願の初タイトルを勝ち取った。
番組では、優勝を決めた瞬間の映像を放送し、川崎一筋15年目の中村がピッチ上で号泣する姿も紹介。加藤は、中村の涙に「一緒に涙したサッカーファンは多かったと思います」「グッときちゃったなあ」と振り返り、「サッカーの神様っているんだなと」と言うと、中村も「今回初めて感じました。いるんだなって」と話した。
そして、加藤は「ずっと川崎一筋。移籍話とかもあったでしょ?」と質問。中村が「海外に力を試しに行きたいっていう年もありましたけど、チームに拾ってもらった者として、クラブにタイトルもたらさないまま行くのはないだろうって」と語ると、加藤は「すごいわ、やっぱり」と感動していた。
また、加藤が次の目標を聞くと、中村は「ずっとずっとタイトルと言い続けて、やっとそれがかなった。あらためてタイトルをとる重み、喜びを感じられたので、それが新しいモチベーションになって、また来年みんなで一つ一つタイトル目指して頑張りたい」と来季への意気込みを語った。