師走とは元々、旧暦の12月を指し、12月下旬から2月上旬頃までを指すとされていましたが、現在では12月の意味で使われますね。師やお坊さんも忙しく走るとも言われる師走。慌ただしく過ぎていく中でも、来年に向けてしっかり開運するベストな方法を紹介します。

  • 12月の開運カレンダー。注目は13日、22日、28日、31日

12月13日 - 正月事始め、大吉日に掃除スタート!

大吉日となる12月13日は「正月事始め」と言い、お正月の準備を始めるのにいい日です。古くより、門松を作るための木を山へ採りに行く「松迎え(まつむかえ)」、一年の厄を祓う大掃除「煤払い(すすはらい)」も行われてきました。

大掃除などのお正月準備は、12月13日からスタートするのが最良です。神棚や仏壇がある家庭は、まず神棚と仏壇、ない場合は玄関のお掃除をします。しっかり準備を進め、新たな一年の幸せを運んでくる年神さまを迎えしましょう。

12月22日 - 冬至に新しいことを始めて願望成就

冬至は、昼の時間が一番短く、夜の時間が長い日。風水ではこの日を境に「陰」から「陽」へ気が変化する日です。冬至は、新しいことを始めるといい日。物事を実現化する力が強まるので、願いを叶えるチャンスです。冬の七草となるカボチャ(ナンキン)などウンがものを食べてさらに運を付け、身体の中にも「陽」の気を取り込みましょう。

12月28日 - お正月飾りを飾って福を呼び込む

お正月に家の門や前などに飾られる門松は、年神さまの依代(よりしろ)、つまり神さまが降りてくるランドマークのような役割を果たし、しめ縄は神さまの清浄な結界を意味します。お正月飾りは、12月28日までに飾りましょう。12月29日は苦が二重に重なるとして、12月31日は一夜飾りとなり幸運が長く留まらないとして避けます。詳しくは、「門松やしめ縄、いつからいつまで飾ればいいの? そもそも何の意味が?」を参考にしてください。

  • しめ飾りは12月28日までに

12月31日 - 大祓で厄祓い&年越しそばで恋愛運アップ

穢れとは「気が枯れる」こと。病気やケガ、思いがけない災難の元凶ともなります。一年間の「穢(けが)れ」を払い、新年の「吉祥(きっしょう)」を招き入れる大晦日の最高の過ごし方は、年越しの大祓と年越しそば。大掃除は、玄関の状態を再度チェックしましょう。

年末に家の隅々までピカピカに掃除をして、来年の幸福を授けてくださる年神さまをお迎えすると、とても大きな利益がもたらされると言われています。忙しい年の瀬ですが、掃除も計画的に進めましょう。

※画像はイメージ

著者プロフィール: 月香(つきか)

ハート占い1to1ハートスクール1to1主宰。
幼い頃よりさまざま体験を通じて、目には見えない何か不思議な力が存在していることに気づく。スピリチュアルカウンセラーとして、風水や四柱推命、霊視をしながら、たくさんの方々を鑑定。人は誰でも最良の選択をすることで、幸せを引きよせることができると実感する。
スクールでは、占い師、セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラーを養成。モータースポーツにも従事。レーシングチーム、Team Sky Lightに所属。