エールフランス航空は12月1日、ボーイングB787-9の就航計画を発表。2018年夏期スケジュールから大阪・関西空港を含む長距離線の7都市(バマコ経由アビジャン行き、ボゴタ、ナイロビ、モントリオール、広州)への運航を計画しており、関空への就航は2018年5月を予定している。
エールフランス航空のボーイングB787-9は2016年12月2日に納入が始まり、初便の運航は2017年1月9日のパリ=カイロ線に導入された。12月1日現在、全5機をパリ=モントリオール/カイロ/ロンドン/リヨン/アフリカの都市間で運航している。
大阪へは毎日1便を10:30分関空発/16:15パリ着(AF291)で運航。エールフランスのB787-9は全276席の3クラス構成で、ビジネスを30席、プレミアムエコノミーを21席、エコノミーを設ける。機内Wi-Fiは20~200MBまで対応する(有料、5~30ユーロ)。
ビジネスクラスの配列は1-2-1で、全席が通路にアクセスできる。座り心地のいいシートは2mのフルフラットベッドに様変わりし、上質な眠りを提供する。また、肌触りのいい羽根布団と大判の羽枕を用意する。
プレミアムエコノミークラスの配列は2-3-2で、改良された新シートは座面の幅が2.5cm広くなり、足元がより広く、リクライニングも130度に拡大した。前席の背もたれが倒れてこないシェル型シートを採用し、身の回りの品の収納スペースを増やすとともに、各席には読書灯を設置している。テーブルに本やタブレットを縦置きできる便利なくぼみのほか、各席には電源ポートとUSBポートを設置している。
エコノミークラスの配列は3-3-3で、座面は44cmの幅に広がり、座り心地も向上している。調節可能なヘッドレストで、最新のモニター画面は28cmとなる。そのほか、電源ポートや便利なヘッドフォーン掛け、柔らかいフリースのひざ掛け、アイマスクなどを取りそろえる。