米Microsoftは11月30日 (現地時間)、iOS用とAndroid用の「Microsoft Edge」ブラウザの一般提供を開始した。対応言語は、iOS用が英語 (US/UK)/ 中国語/ フランス語、Android用が英語 (US/UK/カナダ/オーストラリア/インド)/ 中国語/ フランス語 (フランス/ カナダ)。日本語には未対応だが、他の言語や地域への拡大を順次進めていくとしている。同社は10月から、AppleのTestFlightとGoogleのPlay Store Early Accessを通じて、iOS用/Android用Edgeのプレビュー提供を行っていた。

  • Microsoft Edge

    Android用とiOS用のMicrosoft Edge

iOS用/Android用のEdgeを使う最大のメリットは、デスクトップ版のWindows 10との連携だ。お気に入りや履歴、リーディングリストなどを共有でき、またEdgeで開いているWebコンテンツの情報をiOS用/Android用とデスクトップ版の間で共有して異なるデバイスで閲覧を継続できる (Continue on PC)。また、プレビュー版にはなかったパスワードのローミング機能が正式版で追加された。ほかにも、Hub View、QRコードリーダー、音声検索、InPrivateモードといった機能を備える。