GMOコインはこのほど、仮想通貨リップルの購入・売却機能のサービス提供を開始したと発表した。

  • GMOコイン、仮想通貨「Ripple(リップル)」の取扱開始

取扱開始記念キャンペーンを実施

Ripple リップル(XRP)とは、米国Ripple社が運営している金融商品の国際送金システムの「RippleNet」で、決済・送金するために用いる仮想通貨。

ビットコインと比較すると、ビットコインのシステムはブロックチェーンにビットコインに関する取引結果を記録するのに対し、リップルはブロックチェーンに米ドルや円など様々な金融商品に関する取引内容を記録することにより、決済・送金の手続きを簡略化するシステムとなる。また、Ripple社が提唱しているリップルの利便性としては、送金が4秒で決済されるなどの点がある。

GMOコインは、これまでにビットコインのほか、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインの3種類のアルトコイン通貨の購入・売却機能を提供してきたが、多くの顧客から要望を受け、リップルの購入・売却機能を追加することを決定したという。

今回の取扱開始を記念し、キャンペーンを実施。リップルを対象に、売買時のスプレッド(購入価格と売却価格の差)について、通常1円のところを期間限定で0.3円に縮小する。キャンペーン期間は2017年12月27日まで。

同社は併せて、12月から予定していたイーサリアムクラシック(ETC)の取扱開始を見合わせると発表。今後の取扱については、決定次第、案内するとしている。