俳優の市原隼人が、来年1月スタートのテレビ朝日系ドラマ『明日の君がもっと好き』(毎週土曜23:05~)に主演することが1日、明らかになった。
『土曜ナイトドラマ』枠の第2弾となる今作は、『氷点』(テレ朝)、『外科医 有森冴子』(日本テレビ)などを手掛けたベテラン・井沢満氏の脚本で、4人の男女が繰り広げるラブストーリー。
登場するのは、市原演じる「女は面倒くさい」と恋に冷めた造園デザイナー・松尾亮に、ダメ男とばかり関係を持ち、恋をあきらめかけている秘書・里川茜(伊藤歩)、人懐っこいキャラとは正反対のウラの顔を持つ新社会人・城崎遥飛(白洲迅)、性的アイデンティティーに悩み、昼は工事現場、夜はガールズバーで働く丹野香(森川葵)だ。
さらに、4人の恋路に首を突っ込む茜の妹・黒田梓(志田未来)も加わり、それぞれに秘密を抱えながら、結ばれたり、離れたりを繰り返し、次に何が起こるかわからない"想定外"の展開が起こる。
恋に冷めた役柄を演じる市原は「僕はよく、"熱い男"のイメージがあると言われるのですが、まったくもって熱くないです(笑)。役者は作品によって見られ方が変わると思うので、今回、また自分の新たな一面をお見せできるのが、とても楽しみですね」とコメント。バイクやカメラが好きという自身との共通点もあることから、「自前のものを使わせていただき、細かい動きも、しっかりと手を抜かずに作っていきたいと思っています」と力を込めた。
演出・プロデューサーのテレビ朝日・竹園元氏は「市原さん、伊藤さんはじめ、素敵なキャストの皆さんが繰り広げるスピード感あふれる恋愛群像劇と、奥の深い人間ドラマを充分にご堪能ください。皆さまの土曜の夜の楽しみの一つになると幸いです」と話している。