ダイハツ工業は30日、軽乗用車「ウェイク」と軽商用車「ハイゼット キャディー」を一部改良して発売した。
「ウェイク」は2014年11月に発売し、見晴らしの良さや軽最大の室内空間を実現したパッケージングに加え、キャンプやサーフィンなどのプロフェッショナルが開発に参画したレジャーに最適な仕様や装備が特徴の軽乗用車。「ハイゼット キャディー」は、女性やシニアの就業率の増加といった社会変化をとらえ、「人の働きやすさ」にこだわった新ジャンル軽商用車として2016年6月に発売。FFレイアウトによる高い静粛性と使い勝手や、低燃費が特徴となっている。
今回の一部改良では、両モデルに共通して、車両だけでなく歩行者も認識し作動する衝突回避支援システム「スマートアシスト III」を搭載するとともに、リヤコーナーセンサーを採用。これにより、政府が交通事故対策の一環として普及啓発している「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の「ワイド」に該当する。
さらに「ウェイク」には、4カ所のカメラにより車両の前後左右を映すことで、クルマを真上から見ているような映像をナビ画面に映し出す「パノラマモニター」を採用して安全性能を向上させた。「ハイゼット キャディー」については価格を見直し、より購入しやすい価格設定としている。
価格は、「ウェイク」が135万~184万1,400円、「ハイゼット キャディー」が112万3,200~147万9,600円(ともに税込)。