日経BPコンサルティングは11月29日、「大学ブランド・イメージ調査 2017-2018 中国・四国編」の結果を発表した。中国・四国編の対象大学は主要59校、調査期間は2017年8月2~31日、有効回答はビジネスパーソン2,734人。
広島大学は首位に返り咲き
各地方の「大学ブランド力」ランキングをみると、中国地方では広島大学(国立/大学ブランド力(偏差値)84.2ポイント)が昨年の2位(中国・四国総合順位)から1位に返り咲き。以下、2位は岡山大学(国立/81.4ポイント)、3位は広島工業大学(私立/62.5ポイント)と続いた。
四国地方の1位は徳島大学(国立/61.7ポイント)。次いで2位は香川大学(国立/61.4ポイント)、3位は愛媛大学(国立/61.3ポイント)となった。
昨年からの「大学ブランド力」の上昇率(中国・四国総合)をみると、1位は香川大学で7.7ポイント上昇、2位は徳島大学で5.1ポイント上昇、3位は広島工業大学で4.3ポイント上昇となった。
大学に関する49項目のイメージについて各大学の得票率をみると、「在学中の資格取得に積極的である」の1位は美作大学(私立)が獲得。小中高の教員免許の取得をはじめ、管理栄養士や社会福祉士の国家試験受験資格が得られるなど、食や子どもの教育、福祉に関して専門性に特化している点が評価された。
「地域貢献」のイメージが最も強いのは香川大学。自治体を連携した地域活性の取り組みなどが高評価を受けた。