お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が、2018年1月にスタートするインターネットテレビ局・AbemaTVのオリジナル連続ドラマ第2弾『やれたかも委員会~AbemaTVオリジナルドラマ~』で連ドラ単独初主演を務めることが29日、明らかになった。
漫画家・吉田貴司氏がデジタルコンテンツ向けの配信プラットフォーム『cakes』や『note』に作品をアップしたことからSNSを中心に話題となり、今年7月に書籍としても発売された同名漫画を実写化。「あのとき、もしかしたら、あの子とやれていたかもしれない……」という男性の甘く切ない"やれたかも"というエピソードを、"やれた"のかどうか判定する組織「やれたかも委員会」の犠星塾塾長・能島明、ミュージシャン・パラディソ、財団法人ミックステープ・月満子という個性豊かな3人のキャラクターが判定していく。
秋山は、動画「クリエイターズ・ファイル」でトータル・ファッション・アドバイザーのYOKO FUCHIGAMIや、子役の上杉みちなど、さまざまなキャラクターを演じ分けているが、主人公の犠星塾塾長・能島明役について「変なキャラクターは色々演じてきたけど、あんまり喋らない役をやってこなかったので、大丈夫かな。色々イメージはしていますが、顔の部分も絵でしか見たことないので、どうしようかなと思っていますね。口をどう動かすんだとか。そのあたりを監督に指示してもらおうかなって思っています」とコメント。
そして、「必ず誰もがあると思うんですよ『やれたんじゃないかな、あいつ』みたいな。それが直球に響く原作なので、漫画を見たことがない方もすっと入ってくるじゃないかなと思います」と話し、「あと、自信がつきましたね、僕も。やれたんじゃないかなという微かな望みというか。学生時代、一度も女性と付き合ったことがなかったんですけど、実はあの時いけたんじゃないかな、と思う箇所がいくつか思い浮かんできました」と振り返る。
原作の吉田氏も「祝ドラマ化と言いますが、本当にめでたいのかな、とふと思います。ネットにゲームにYouTubeとエンタメ過多時代の中で、漫画最強説を信じている私としましては、ドラマ版『やれたかも委員会』もライバルの一つだと思っています。ドラマも漫画も楽しんでいただけるとうれしいです。主演の秋山さん、ならびにこのドラマに関わる全ての方々に感謝します」とコメントを寄せている。
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