経済産業省 資源エネルギー庁が11月29日に発表した石油価格調査(11月27日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.0円高い141.1円となり、11週連続で値上がりした。
来週は横ばい予想
140円台は2週連続で、2015年8月3日(141.3円)以来、約2年3カ月ぶりの高値を記録した。石油情報センターは、「当初は値下がりを予想していたが、10月下旬から11月中旬にかけて4週連続で卸価格が値上がりした分について、小売価格への転嫁が遅れて進んだため値上がりした」と分析。来週の価格動向については「横ばいを予想している」と話している。
都道府県別にみると、46都道府県で値上がりし、徳島県のみ値下がりした。最も高かったのは沖縄県の147.8円(前週147.6円)、最も安かったのは埼玉県の136.2円(同136.1円)だった。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.0円高い151.9円と、11週連続の値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は同0.9円高い119.0円と、同じく11週連続で値上がりした。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より18円高い1,502円と、こちらも11週連続で値上がりした。