日経BPコンサルティングは11月29日、「大学ブランド・イメージ調査 2017-2018 近畿編」の結果を発表した。近畿編の対象大学は主要66校、調査期間は2017年8月2~31日、有効回答はビジネスパーソン4,363人。
大学ブランド力上昇率1位も京都大学
近畿地方の主要大学における「大学ブランド力」ランキングの結果、京都大学(国立/大学ブランド力(偏差値)93.3ポイント)が9年連続の首位。以下、2位は大阪大学(国立/72.2ポイント)、3位は同志社大学(私立/71.8ポイント)と続き、トップ3は9年連続で同順位となった。
昨年と比較すると、大学ブランド力上昇率1位は京都大学で3.1ポイント上昇、2位は同志社女子大学(私立)で2.1ポイント上昇、3位は神戸市外国語大学(公立)で2.0ポイント上昇した。
大学に関する49項目のイメージについて各大学の得票率をみると、京都大学は49項目中、29項目で1位を獲得(昨年は24項目)。今回、新たに1位となった項目の中には「教育機関としてのビジョンがある」「時代を切りひらいている」があり、同社は「医療分野をはじめとした教育・研究活動に更なる期待が高まっているといえる」述べている。
「グローバル」のイメージが強い大学の1位は関西外国語大学(私立)。外国語教育や国際社会で通用する人材育成、専門性の高い教育への評価が高かった。