日経BPコンサルティングは11月29日、「大学ブランド・イメージ調査 2017-2018 首都圏編」の結果を発表した。首都圏編の対象大学は120校、調査期間は2017年8月2~31日、有効回答はビジネスパーソン5,973人。
上昇率1位は東京学芸大学
首都圏の「大学ブランド力」ランキング1位は東京大学(国立/大学ブランド力(偏差値)88.6ポイント)で、3年連続の首位を獲得。以下、2位は慶應義塾大学(私立/82.4ポイント)、3位は早稲田大学(私立/81.0ポイント)、4位は上智大学(私立/71.0ポイント)、5位は一橋大学(国立/68.9ポイント)と続き、トップ5は2年連続、トップ4は3年連続同順位となった。
昨年調査と比べた上昇率をみると、1位は東京学芸大学(国立)で3.1ポイント上昇、2位は二松學舍大学(私立)で2.7ポイント上昇、3位は帝京大学(私立)で2.5ポイント上昇した。
大学に関する49項目のイメージについて各大学の得票率をみると、「いま注目されている、旬である」の1位は国際基督教大学(私立)で、昨年と比べて倍以上の数値を得た。同社は「今回、同大学を卒業した秋篠宮家の長女・眞子さまのご婚約内定や、在学中の次女・佳子さまの短期留学など、同大学にゆかりのある方々の話題が続いたことが、第1位を獲得した要因の一つとも考えられる」と推測している。
「グローバル」のイメージが最も強かったのは上智大学。回答者からは、外国語教育の強さや留学生の多さ、国際交流や国際社会に強い人材の輩出などの意見が挙げられた。