バッファローは11月29日、トライバンドの無線LANルータ「WTR-M2133HP」シリーズを発表した。2018年1月上旬に発売するパールホワイトグレージュと、2018年2月上旬に発売する特別色パールローズグレージュの2色を用意する。価格はともに27,700円(税別)。

  • バッファロー

    「WTR-M2133HP」シリーズ。部屋に飾られているお皿のような、デザイン性の高いルータだ

5GHz帯の指向性アンテナ / 全方向アンテナと、2.4GHz帯の全方向アンテナの計3つの周波数帯域の同時通信に対応した「トライバンド」仕様となる、11ac準拠の無線LANルータ。指向性アンテナは、前後0度~90度、横方向-90度~180度に可動し、従来モデル「WSR-1166DHP3」と比較して約1.5倍の通信速度を達成するという。

通信帯域の混雑を解消する機能が充実していることも特徴。接続機器を判別する「機器判別機能」と、5GHz帯 / 2.4GHz帯のうち混雑していない方へ、接続機器を自動で切り替る「バンドステアリング」を搭載。干渉ノイズを自動で検知して回避する「干渉波自動回避機能」などにも対応する。

  • ルータ

    パールホワイトグレージュ

  • 無線LAN

    特別色パールローズグレージュ

4K動画を快適に再生するため4K動画の配信を優先する「4Kモード」も搭載。NTTぷらら提供の動画配信サービス「ひかりV 4K」など、安定した大容量通信が求められる4K動画配信サービスも快適に楽しめるとする。

このほか、通信の優先順位を設定する「アドバンスドQoS」機能、対応スマートフォンなどの通信を安定・高速化する「ビームフォーミング」、次世代ネットワーク網「IPv6」などに対応。

無線LAN簡易接続はAOSSとWPSに対応。スマートフォン用アプリ「WTR Manager」では、接続されている機器の状況を確認できる。「WTR Manager」対応の専用中継機「WEM-1266」も近日発売予定となっている。

  • 本体側面

  • 本体のインタフェース

インタフェースはGigabit Ethernet有線LANポート×3基、WANポート×1基。USB HDDなどを接続できるUSB 3.0×1ポートも装備。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA / WPA2 mixed PSK(TKIP / AES mixed)、WEP(128bit / 64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も利用可能。最大登録許可台数は64台。

本体サイズはW231×D70×H231mm(アンテナおよび突起部除く)、重量は約970g。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10、OS X 10.8以降、Android 2.2以降、iOS 5以降。