ヤマハ発動機は11月28日、電動アシスト自転車PAS(パス)シリーズ4モデルを発表した。全モデルの前面に、液晶ディスプレイを装備。時刻やバッテリー残量、時刻などを表示する。走行モードとして、「強モード」「標準モード」「オートエコモードプラス」を用意した。
スタンダードモデル「PAS With(パス ウィズ)」シリーズ
PAS Withシリーズは、フレームに専用設計のワイヤーを内蔵した軽量アルミを採用し、ファッション性とまたぎやすさを両立させた電動アシスト自転車。発売は2018年2月9日。
スタンダードモデルの「PAS With」のほか、デザイン性をより高めた「PAS With DX(デラックス)」、容量の大きいバッテリーを採用した最上位モデル「PAS With SP(スーパー)」を用意した。希望小売価格はそれぞれ11,800円(税込)、122,040円(税込)、150,120円(税込)。
3モデルとも、スタンドをかけると連動してハンドルがロックされるハンドルストッパーを採用。
全長は1,880mm、全幅は560mm。タイヤサイズは前後ともに26×1 1/2WO。重量はPAS Withが26.0kg、PAS With DXが27.2kg、PAS With SPが27.4kg。PAS WithとPAS With DXのバッテリー容量は12.3Ah、PAS With SPのバッテリー容量は15.4Ah。PAS WithとPAS With DXは強モードで48km、オートエコモードプラスで76km、PAS With SPが強モードで59km、オートエコモードプラスで100km走れる。
ファミリーモデル「PAS Kiss mini un(パス キッス ミニ アン)」「PAS Babby un(パス バビー アン)」
PAS Kiss mini unは、自転車の前部にフロントパネル開閉式のチャイルドシート「コクーンルーム」を備えたモデル。発売は2018年3月中旬で、希望小売価格は151,200円(税込)。PAS Babby unは、リヤチャイルドシートを標準装備したモデル。発売は2018年1月22日で、希望小売価格は144,720円(税込)。どちらも幼児2人同乗基準に適合しており、別売りのリヤチャイルドシートやフロントチャイルドシートを装着すれば、子供を2人同時に乗せられる。
両モデルともに、軽量のアルミフレームを採用。スタンドをかけると連動してハンドルがロックされるハンドルストッパーも用意した。電動アシストのレベルは、PASシリーズで最高となっていて、子供を乗せていても快適に走れるとしている。
全長は1,720mm、全幅は580mm。タイヤサイズは前後ともに20×2.125HE。重量はPAS Kiss mini unが30.3kg、PAS Babby unが30.7kg。バッテリー容量は12.3Ah。PAS Kiss mini unは強モードで40km、標準モードで49km、オートエコモードプラスで60km、PAS Babby unは強モードで40km、標準モードで50km、オートエコモードプラスで58km走れる。
お洒落なデザインの「PAS Mina(パス ミナ」
PAS Minaは、上質なカラーリングを採用した電動アシスト自転車。おしゃれなバスケットや子供を乗せるリヤチャイルドシートなど、専用の別売りのアクセサリーも充実している。発売は2018年1月22日、希望小売価格は131,760円(税込)。
全長は1,840mm、全幅は580mm。重量は23.7kg。タイヤサイズは前後ともに26×1.90HE。バッテリー容量は12.3Ah。強モードで48km、標準モードで58km、オートエコモードプラスで83km走行可能だ。
通勤・通学に使いやすい「PAS Ami(パス アミ)」
PAS Amiは、大きめのバスケットや、サークル錠とハンドルを同時にロックできる「一発二錠」など、通勤や通学に使いやすい電動アシスト自転車。発売は2018年1月22日、希望小売価格は123,120円(税込)。
全長は1,840mm、全幅は590mm。重量は27.7kg。タイヤサイズは前後ともに26×1 1/2WO。バッテリー容量は12.3Ah。強モードで45km、標準モードで54km、オートエコモードプラスで76km走れる。