2018年1月の放送開始を控えるTVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。これまで、アメリカ(ロサンゼルス)、ドイツ、京都にてワールドプレミアが行われてきたが、2017年11月25日には、ワールドツアー最後の地となるシンガポールにてアジアプレミア上映&トークイベントが開催された。

シンガポールで開催されたC3 AFA SINGAPORE 2017にて行われたアジアプレミア上映&トークイベントには1,000人を超える観客が集まり、立ち見も出るほどの熱気に包まれた。イベントが始まり、シリーズ演出の藤田春香氏、キャラクターデザインの高瀬亜貴子氏、ヴァイオレット・エヴァーガーデン役の石川由依、OPテーマシンガーのTRUE、エリカ・ブラウン役とEDテーマシンガーを務める茅原実里、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのコスプレイヤー・Angieの6名が登壇した。

上映に先駆けて石川から「この作品は、国や文化が違ってもたくさんの人の心に響く作品だと思います。こんなに大きなスクリーンで観られる機会はなかなかないので、ぜひ素晴らしい作画と音楽と、物語を堪能して帰ってください」と挨拶があり、待望の上映がスタート。上映が終わると、観客からはひと際大きな拍手と歓声が贈られ、再び6人のゲストが登壇し、心境や本作の見どころについてのトーク。キャラクターデザインや作画で意識しているところを訊かれた高瀬氏は、「世界観とキャラクターをなじませるために光の方向を意識して描きました。光の方向と反対に照り返しを入れています」と作画のポイントを話した。

続いて行われたのがライブセッションでは、TRUEがOPテーマ「Sincerely」、茅原がEDテーマ「みちしるべ」を披露。ライブのあとはフォトセッションが行われ、会場のファンたちと一緒に写真やムービーを撮影し大いに盛り上がった。

最後に、藤田氏がゲストを代表して「『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のワールドツアーも、ここシンガポールが最後になります。皆様に第1話をお届けすることができて本当に嬉しいです。シンガポールでは2018年1月からNetflixで配信が予定されています。皆様のご期待に添えられるように、心を込めて作っておりますので、よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました!」と挨拶。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ワールドツアーのラストを締めくくった。

TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、2018年1月よりABC朝日放送、TOKYO MX1、テレビ愛知、HTB北海道テレビ、BS11にて放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会