カンテレ・フジテレビ系ドラマ『明日の約束』(毎週火曜21:00~)に出演する女優の佐久間由衣。朝ドラ『ひよっこ』での演技から大きくイメージが変わったキャラクターを演じることについて語った。

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    佐久間由衣(左)と井上真央=カンテレ提供

高校のスクールカウンセラー・日向(井上真央)が男子生徒・圭吾(遠藤健慎)の死の謎を追うヒューマン・ミステリーの同作。今夜放送の第7話では、学校関係者への襲撃犯だと判明した圭吾の幼なじみ・香澄(佐久間)の次のターゲットが明らかになる。

『ひよっこ』で、女優の卵という爽やかな役柄を演じていた佐久間は「ドラマを見てくれている両親や友達からは『変装して襲撃しているのは由衣じゃないよね? そうじゃないことを願います』というメールが来ていました。実は私だったので、『ごめんなさい』という気持ちでした」と苦笑い。

香澄はかつて、同級生からのイジメで、自殺未遂の末に高校を退学し、それを知った圭吾がいじめていた女子生徒を階段から突き落とすという仕返しをしていた経緯から、香澄は、圭吾を死に追いやったと疑われたバスケ部の顧問やキャプテンを次々と襲撃していた。

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この心境について、佐久間は「香澄は圭吾への強い思いから、周りが見えなくなってしまって、『自分がどうにかするしかない、やるしかない』という、使命感に近い"叫び"みたいなものだと思っています」と説明。

「私は"かわいそう"という言葉をあまり使わないようにしているのですが、香澄に対しては、かわいそうだと思うところがあります。捨てるものがもうない、と思っているところとか。自殺の道を1回選んだということも、自分の中で大きな何かが1つ終わっているのだなともと思います。実は、誰かに助けてもらいたいんじゃないかな。なので日向先生の存在は大きいと思います」とも話した。

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