歌手で俳優の泉谷しげる(69)が、26日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、来年3月末で芸能活動を休止するタレント・春香クリスティーン(25)について「バカヤローだよ!」と厳しい言葉を投げかけ、コメンテーターの役割や才能について持論を述べた。
バラエティタレントやコメンテーターとしても活躍し、数多くのレギュラー番組を抱えている春香クリスティーン。ところが、海外視点のコメントを求められることが多くなるにつれて自身の発言を中途半端なものに感じるようになり、海外の大学に進学する目標へとつながったという。
真面目で勉強熱心。共演者の評判も抜群に良いが、泉谷は「バカヤローだよ!」とわざとらしく乱暴に言い放って笑いを誘う。「お前の成長記録に、なぜ付き合わなければいけないんだ!」と疑問を呈しつつ、「テレビに必要なのはさ、即戦力ですよ。即戦力!」「お前の成長記録に、なんで付き合わなきゃいけないんだ」「ふざけんなよ!」と春香を暗に褒めながらまくし立てた。
ここで司会の東野幸治(50)が「でも、インプットが足りなくて勉強を」と春香をフォローしようとすると、「知らねえよ! そんなものは」「俺たちなんてインプットしたことねえよ!」と笑いながら反論。自身のコメントにも悩んだことはないと言い切り、「自分だけ重要なことを言おうとする根性が嫌」「バカ言っているうちに1個当たっちゃったでいいんだよ、こんなものは」と自身のコメンテーター論を展開した。
一方で、同番組で春香とゲスト共演することを「呼べ! 呼べ!」と歓迎し、「ボコボコにしてやるよ」とニヤリ。このようにあえて厳しく振る舞うのは、「みんなで優しくしたって知恵は出ない」からで、「バキッバキッと言わないと、てめえの才能なんて爆発しませんよ」と主張していた。