元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造が、役所広司主演のTBS系日曜劇場『陸王』(毎週日曜21:00~)に出演することがこのほど、明らかになった。巨大アパレルメーカーの敏腕社長役を演じる。

御園丈治役を演じる松岡修造

『半沢直樹』や『下町ロケット』で知られる池井戸潤の同名小説を原作とする同ドラマは、かつては隆盛を誇った倒産寸前の足袋業者「こはぜ屋」が、仲間たちと共に復活を目指し、ランニングシューズの開発に挑んでいく物語。主人公の「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所広司、その長男・宮沢大地を山崎賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部員・茂木裕人を竹内涼真が演じている。

このたび、アメリカに本社がある巨大アパレルメーカー「フェリックス」の社長・御園丈治役に松岡が決定した。御園は、礼儀正しく真っすぐな熱い男である一方で、ビジネスに対しては冷静に分析ができる敏腕社長。「こはぜ屋」が企業再生できるかどうかの、重要な鍵を握る人物となる。自身もスポーツ選手として活躍してきた"熱い男"の松岡が、御園をどう演じるのか注目が集まる。

テレビドラマにレギュラーとして出演するのは本作が初めてという松岡は、「現役を退いて20年、一つの夢でもあった“演じる”ということ」と明かした上で、「ただ『陸王』。いきなり初心者がテニスでいうグランドスラムに出場するようなものです。心から自分のしたいことへの挑戦。そして、50歳という節目を迎えた自分。このチャンスにチャレンジせずに今後の僕はないと決断しました」と出演への思いを告白。「『陸王』は、日本の魂を感じさせる本気ドラマです。明日へ向かうための活力になるドラマの一員になれるよう本気勝負させていただきます。まさに修造チャレンジ、自分を変える覚悟はある」と意気込んでいる。

松岡が演じる御園は、12月3日放送の第7話から登場。なお、11月26日の第6話の次回予告映像で御園の初お披露目となる予定だ。

(C)TBS