「第20回 名古屋モーターショー」の屋外特設会場で「痛車コレクション in NAGOYA 萌(もえ)ーターショー!? 3」が開催されている。見た目のインパクトならスーパーカーにも負けない「痛車」が集結するのも、名古屋モーターシャーの楽しみのひとつだ。
屋外特設会場はポートメッセなごやの1・2号館の間、キッチンカーワールドの横にあり、会期中は数々の「痛車」が展示される。個人オーナーが趣味で仕上げた「痛車」の展示ということもあり、日替わりのように展示車両が変わるのも見どころだ。初日の展示車両は10台とやや少なめだったが、最終日(11月26日)には30台程度まで増えるという。
題材となっている作品として『ラブライブ!』『アイドルマスター』の2大人気コンテンツに加え、『艦隊これくしょん -艦これ-』『魔法少女リリカルなのは』など鉄板といえる作品がそろっていた。最終日にはさらに多くの作品が登場するはずだ。
ちなみに、「痛車」はアニメやゲームのキャラクターを印刷したシートをボディに貼り付ける「ラッピング」という手法で作られる。ラッピングシートの印刷は専門業者に依頼するのが普通だが、貼り付ける作業を自分でこなす人も多い。1号館に設けられたラッピングカーコーナー企画ブースでは、ラッピングシートの印刷の様子が公開され、シートの貼付けを体験することもできる。
また、ラッピングにはボディの一部だけラッピングする手法と、ボディのすべてを覆い尽くす「フルラップ」がある。注目を集める「痛車」はやはりフルラップが多いが、部分的にラッピングする手法でも、ボディカラーをうまく生かすとフルラップでは得られない独特のデザイン性を実現できる。このあたりも「痛車」の見どころのひとつだろう。
名古屋モーターショーではこの「萌ーターショー」の他にも屋外イベントが充実しており、キッズランド、オフロード同乗体験試乗会、キッチンカーワールド、最新市販車試乗会など、行列ができるほどの人気となっていた。「第20回 名古屋モーターショー」は11月26日まで開催(開場9~18時)。入場料(当日券)は大人1,500円、高校生以下は入場無料(中高生は学生証の提示が必要)となっている。