年の瀬の足音が聞こえる11月22日(いい夫婦の日)、東京の赤坂サカス・Sacas広場にて「G PRESENTS LOVER'S COLLECTION スペシャルイベント」が開催された。約14年ぶりに活動を再開したヒップホップグループ、KICK THE CAN CREWが登場。
14年ぶりの新作「KICK!」に収録されている「千%」と、クリスマスを彩る往年の名曲「クリスマス・イブRap」の2曲をスペシャルライブで披露し、会場に詰めかけたファンを盛り上げる。そして、「G-SHOCK BABY-G LOVER'S COLLECTIONツリー」に灯がともった。
【左】KICK THE CAN CREW初の点灯式。あいにくの雨だったが、詰めかけた大勢のファンとともに、新たな1ページを刻んだ。【右】LITTLEさんも着用していた「G PRESENTS LOVER'S COLLECTION」ホワイトモデル |
トークショーでは、スペシャルライブで披露した「クリスマス・イブRap」にちなんで、楽曲の想い出やクリスマスにまつわるエピソードが語られた。KREVAさんは「昔同じレコード会社で。挨拶をさせてもらったときは人生最速でお茶を飲み干しちゃった」と大御所を前にした緊張を面白おかしくトーク。今年の夏フェスで改めて挨拶したときには、とてもポジティブな反応を返して下さったのだとか。「とても嬉しかったです。楽屋に帰ってからもお茶を飲みました」と話し、来場者の笑いを誘う。
そして話題は、KICK THE CAN CREWとして初となる「G-SHOCK BABY-G LOVER'S COLLECTION ツリー」点灯式に関連した内容へと。MCから、G-SHOCKに関する話題を振られるやいなや「KICK THE CAN CREWのG-SHOCK担当」を自任するKREVAさん、高校生時代にG-SHOCKと出会った経緯を語ってくれた。
「おしゃれな友達がG-SHOCKを持っていて、しかも『壊れないんだぜ!』といって更衣室の壁にバーン! とぶつけたんですよ。本当に壊れなかったので思い出に残っています」とKREVAさん。
学生のときは喫茶店に入ってもお金がなくて店から出てしまうほど、というエピソードを交えつつ、「お金がなくて買えなかったんですけど、最初にG-SHOCKをゲットしたのはB-BOY PARKのフリースタイルMCバトルで、その景品がG-SHOCKだったんですよ」(KREVAさん)と当時を思い出してか、熱がこもる。
G-SHOCK担当のKREVAさん、G-SHOCKとの最初の出会い、「比類なきタフさ」に驚いたことや、フリースタイルMCバトルでゲットしたG-SHOCKを友人に配ったエピソードを披露。が、MCUさんは「あれ!? 俺もらってないな……」とひと言。「いや、お前とは友達というか……それ以上の関係じゃんか」とKREVAさんがフォローするひと幕も |
「そういえば、当時からG-SHOCKはヒップホップシーンをサポートしてくれているんだよね」と、ヒップホップシーンにおけるG-SHOCKの存在についても語ってくれた。「それから時を経て、ラジオに出たときに、銀と黒のやつをいただいたんですよ。以降、それをヘビロテしています」とにこやかに語る姿が印象深かった。
トークショーも終わり、いよいよ「G-SHOCK BABY-G LOVER'S COLLECTIONツリー」の点灯式。氷雨降りしきるなかカウントダウンが進み、KICK THE CAN CREWのお三方でスイッチをオン! LEDで彩られた「LOVER'S COLLECTION」の文字が煌々と光り輝くなか、スペシャルイベントは締めくくられた。
イベント当日限定で、会場にはホワイトとブラックの「G PRESENTS LOVER'S COLLECTION」が展示されていた。ボックスはハートがモチーフになっているほか、2017年のアイテムに冠された「Love is the most powerful force in the universe(愛は宇宙上で最も大きな力を持つ)」というテーマを想起させる月と星のオブジェも併せて展示。
恋人たちの素敵なひとときを切り取った写真の背景にぴったりな空間になっているので、赤坂周辺に足を運んだ際には、大事な人との想い出として撮影してみてはいかが? G-SHOCK BABY-G LOVER'S COLLECTIONツリーは、2018年2月25日までだ。